1993-02-17 第126回国会 衆議院 建設委員会 第2号
ところが、五十年代の後半から六十年代にかけて極めて記録的な豪雪で、雪崩等の災害が発生いたしましたので、六十三年に開始されました今までの第九次五カ年計画では、雪崩、地吹雪対策、これを特に重点を置いて施策を図ってまいりました。
ところが、五十年代の後半から六十年代にかけて極めて記録的な豪雪で、雪崩等の災害が発生いたしましたので、六十三年に開始されました今までの第九次五カ年計画では、雪崩、地吹雪対策、これを特に重点を置いて施策を図ってまいりました。
この地吹雪対策といたしまして、国土庁といたしましても昭和五十六年度から五十八年度にかけまして御指摘の地吹雪の発生メカニズム、あるいはそれによる影響あるいは対策等々に関します基礎的な調査を行ったところでございます。ただこの結果といたしましては、結局現在のところ全国的に、あるいは統一的に観測されたデータがない。
私は、山形県庄内地方の、今申し上げた地吹雪対策について前回も質問いたしました。このたび地吹雪調査についての調査費が計上されたやに聞いていますので、その辺端的に、最後にお答えいただきたいと思うのです。
それから二番目は、地吹雪対策に有効な防雪さくの整備促進について考えてもらえないか。それから三番目は、地吹雪と言ってもなかなか理解ができないので、このことについてもっと国が総合的に調査研究してもらえないか。この三つの要望なんです。 そこで私は、そう言ってもなかなか皆さんに御理解いただけないと思いますので、ちょっと長官、この写真を見てください。
その一つとして、これは日本海沿岸、特に山形、庄内地方では、特別に取り組まれてきた問題としての地吹雪対策があるわけです。この地吹雪の問題については、なかなか政府に要望してもそれなりの対応がなされないということから、地元でまず調査を始めました。
特に、同県における地吹雪対策は深刻でありまして、特別豪雪地帯指定の際は、地吹雪による積雪も考慮すべきであるとの要望が強く出されました。 最後になりましたが、秋田県におきましては、特に湯沢市及び横手市が平年を上回る積雪で、最深積雪量約二メートルにも達したのであります。両市における豪雪対策は、道路事情から他の市町村と比較して消雪対策が困難な状況を呈しているとのことでありました。